家づくりのポイントは人
家を建てる時は、いろいろなポイントを気にする必要があります。
その中でも特に重視すべきなのは、家にいる時間が長い人のことです。
例えば、家族で暮らす場合、家族全員にとって良い家であることが1番です。
しかし、例え仲の良い家族であっても、全員が満足する家づくりというのはなかなか実現できません。
そのため、家づくりでは家にいる時間が長い人の意見を重視して決めるとよいでしょう。
一般的に家にいる時間が一番長いのは「お母さん」ですよね。
専業主婦のお母さんは家でしなければならないことが沢山あります。
家族のご飯を作ったり、洗濯をしたり、毎日家事で大忙しです。
特に子育て世代のお母さんは、さらにやることが多くて、家から1歩も出られない日々が続くことも多いでしょう。
そんなお母さんが住みにくい家をつくってしまうと、家事や育児が滞ってしまう可能性があります。
そのためお母さんが移動しやすい動線を意識したり、手が届きやすいところに棚を配置したりするなどの工夫が必要になります。
家事や育児の効率が上がれば、家族全体の幸福に結びつくといえるでしょう。
しかし一家の大黒柱であるお父さんのプライドが、邪魔をする恐れがあります。
また、家族の間にお父さんのことを尊重しなければならないという空気が漂うかもしれません。
しかし、一般的にお父さんは家にいる時間が少ないことが多いでしょう。
そのためお父さんを重視して家を建ててしまうと、家族全体を見たときのトータルの満足度が低くなってしまうケースが多いです。
家族のことを想うなら、お父さんはなるべく我慢をした方が良いです。
自分の主張を抑えて、お母さんを重視した家の構造にするようにしましょう。
ただし自分が帰りたくない家をつくってしまうと、働く意欲もなくなってしまうかもしれません。
そうなると、せっかく建てた家も台無しです。
ローンも払えなくなってしまう恐れがあります。
そのため、お父さんはなんでもかんでも我慢するのではなく、最低限の主張はするようにしましょう。
例えば書斎を持つのが夢だったのなら、そのことを家族にしっかりアピールすればよいのです。
お父さんが無駄に多くの主張をしなければ、家族は認めてくれるのではないでしょうか。
このように基本的にはお母さんに合わせた家のプランにしつつ、お父さんも満足できるポイントを盛り込んでいくことが最善の策といえるでしょう。
家づくりのポイントは、人であることを忘れてはいけません。
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