お母さんを助ける家
家づくりでは、地震に強い耐震性、長く住める耐久性、夏は涼しく冬は暖かい快適性などが重視されます。
耐震性や耐久性、快適性は、たしかに家づくりで大切です。
そのため、現在日本で建てられる住宅は、これらの要素を考えるのは当たり前になりました。しかし、耐震性や耐久性、快適性などが優れた高性能や高機能な住宅が、必ずしも住みやすいとは限りません。
その家に住む家族全員が笑顔にならないと、幸せに暮らすことができません。
家族全員が笑顔になり幸せでいられるためには、お母さんが笑顔でいることです。お母さんがいつもニコニコ笑顔でいる家庭なら、お父さんやお子さんも笑顔になれるでしょう。
ですから、家づくりでは家族全員が笑顔になれる、お母さんを助ける家を作ることが大切です。
お母さんを助ける家でポイントとなるのが、ながら家事のしやすさです。
ながら家事がしやすいと時短効果があり、効率的に料理や洗濯、掃除ができるようになります。
特に働きながら家事をこなすお母さんには、ながら家事ができる住まいだと楽になるでしょう。ながら家事を考えて家づくりをするなら、キッチンと水回りを近くしておくことが大切です。
キッチンと水回りを近くしておくと、忙しい朝が楽になります。
たとえば、朝の料理の合間に洗濯をしたり等、他の用事もできるからです。
時間を効率的に使うことができるので、お母さんにとって最も大変な朝の時間に余裕が持てるでしょう。
また、キッチンのそばにダイニングを配置しておくと、調理から配膳から片付けまでの動線がスムーズになります。面倒な料理の後片付けも、だいぶ楽になるはずです。
さらにキッチンのそばには、リビングも配置しておくと良いでしょう。お子さんが小さなときは、片時も目を離すことができません。しかし、キッチンとリビングが離れていると、料理の合間にお子さんの様子を確認することができなくなります。
リビングがキッチンから目の届く範囲に配置することで、料理の合間にいつでも確認できるので、小さなお子さんがいる家庭も安心です。また、料理の合間に家族のコミュニケーションをとることもできるので、話し声の絶えない明るい家庭になるでしょう。
家づくりでお母さんが笑顔になれるポイントを押さえておくと、それだけで家事は楽になります。
家を建てるときは、高性能や高機能にこだわるかもしれません。
しかし、住みやすさも同時に考えておくと、家族全員が笑顔になれるのではないでしょうか。
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