窓の種類とは
家づくりをする際、ほとんどの人は、間取りや収納を気にするのではないでしょうか。
しかし、窓の位置というものを気にする人は少ないと思います。
今回は、家の窓の位置について紹介していきます。
窓は、何のために付けるのでしょうか。
外の光を取り入れるため、換気をするため、ということが主な理由だと思います。
では、窓の配置をする際には、どのような点について注意していくべきなのでしょうか。
まずは、窓の種類を知っておくことです。
恐らく、窓という言葉を聞いて多くの人は「引き違い窓」や「出窓」などといったものを想像するでしょう。しかし、窓には様々な種類があります。それぞれの窓には外見的特徴が大きく表れています。
ここから、様々な窓の種類について説明していきます。
1つ目は、「ガラスルーバー窓」です。
この窓は、細いスリット状のガラス板が並んでいるタイプです。室内のレバーを回転させることによってガラス板が連動して持ち上がり、開きます。
2つ目は、「上げ下げ窓」です。
この窓は、古い洋館などで使用されていた窓です。上下に窓が移動し、引き違い窓を縦にしたスタイルだと言えるでしょう。窓には、バランサーという重りが入っており、このバランスで窓が止まります。
3つ目は、「FIX窓」です。
これは、ガラスをはめ込んだだけの開かない窓です。日光を取り入れたり、景観のために使われることがほとんどです。また、天窓にも使われることが多く、はめ殺し窓と呼ばれることもあります。
4つ目は、「両袖片引き窓」です。
真ん中にFIX窓があり、両袖に引き戸が付いているタイプです。また、片側だけに引き戸があるものや、縦型滑り出し窓と組み合わせたものもあります。
真ん中にフレームがないので、同じ幅の引き違い窓よりも開放的な印象を与えます。
最後は、「縦型滑り出し窓」です。
ドアのようにヒンジで開くタイプの窓です。細長い窓になることが特徴で、横長の滑り出しの窓もあり、これは窓を上にはね上げて使います。
以上のように、窓には様々な種類があり、それぞれのデザインが異なってきます。
また、窓を取り付ける位置や、大きさによって窓の印象は大きく変わります。
窓の配置は、間取りを決めていくきっかけにもなります。
しかし、窓を内装だけで決めてしまうと、外から見たときに窓がバラバラに見えてデザインが台無しになってしまうこともあるでしょう。
その上、注意してもらいたいのが、窓の防犯性です。
窓は、強盗や不審者などの侵入経路になりやすい箇所です。
開放的な大きな窓だと狙われる危険性も高まるので、十分に注意を払うようにしておきましょう。
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