子育て住宅って何?
恐らく、就学前の子育ての大半は、自宅で行われることが多いと思います。
しかし、子育てをする際の便利な機能は、実際に子育てをしてみて初めて分かることが多いです。
今回は、子育てするために適している家の形を紹介していきます。
まずは、家の安全性ではないでしょうか。
ハイハイやよちよち歩きの赤ちゃんは、特に好奇心が旺盛です。そのため、「なかなか目が離せない」という人も多いことでしょう。
子供は、大人が思いもしないようなことをするものです。なので、ちょっとした興味や行動によって思わぬケガに繋がってしまうこともあります。
興味を育みながらも、安全に暮らしていくための工夫が望まれています。
例えば、壁の出隅にR加工を施し、ぶつかっても安全な状態にする。
あるいは、お風呂やフローリングの床を滑りにくく、柔らかい素材のものに変えるなどの工夫が挙げられます。
次は、子育てと平行して行われる家事についてです。
毎日行わなくてはならない家事ですが、これが多忙なママにとってはストレスの原因にもなってしまいます。
片付けのしやすい家、食器洗い機や乾燥機の設置で家事がしやすくなり、その分空いた時間を有効に使うこともできます。
3つ目は、子供たちの健やかな成長を育むことのできる空間です。
小さな子供や赤ちゃんは、か弱い存在です。ちょっとしたことでケガをしてしまったり、具合が悪くなってしまうことも考えられます。
また、家で過ごす時間が必然的に長くなっています。その家は安心して過ごすことのできる空間にしたいものです。
そのためには、毎日を健康にかつ安全にそして快適に過ごすことのできるように配慮した住まいの工夫を集める必要があります。
4つ目は、家族とのコミュニケーションが取りやすい家であることです。
子共の豊かな心を育むためには、両親とのコミュニケーションはもちろんのこと、自然や絵などに触れて親しむことも望まれています。
また、成長とともに増える絵や写真を展示できるスペースを確保したり、一緒にガーデニングや家庭菜園を楽しめるような工夫があれば、のびのびと成長することができるのではないでしょうか。
最後は、大きくなっても居心地の良い家にすることです。
特に挙げられるのは、子供の成長に応じて家具や間仕切りなどで間取りを変えることができる工夫です。
小さい頃には、オープンなスペースで、成長に応じて収納が増えたり、子供部屋を独立させられる間取りの家は理想的な家と呼べるでしょう。
両親にとって過ごしやすい家と、子供たちにとって過ごしやすい家、その2つを両立させることのできる家が子育てには望まれているのではないでしょうか。
トラックバック(0)
トラックバックURL: http://www.heartlike.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/87