快適な家とは
せっかく家を建てるのであれば、快適な家に住みたいという願望を持つことは当然のことです。
しかし、ひとくくりに快適な家といっても、どのような家か想像するのは難しいものではないでしょうか。
そこで、今回は快適な家について考えてみたいと思います。
まずは、家のコンセプトについて考えることです。
それぞれの家族には違ったコンセプトがあると思います。
例えば、「家族の絆を育む・遊び心を育む」「和の空間・輪の空間」「家族の会話・自然との対話」など、目指したいものはたくさんあります。
その中でも、メインにしたいコンセプトが今のライフスタイルに影響していくかを考慮しながら決めていきましょう。
次は、空間です。
快適になるためには、空間も必要です。
例えば、「敷地と周辺を良く観察する」「楽しいシーンをあれこれと集める」「不利な条件を逆手にとる」こういったことで、空間づくりを実現することができます。
空間を作ることは、住民と建築家の共同作業で行われます。
そのため、イメージしている空間があるのであれば、意見を出し合いましょう。会話を繰り返していくことで、今までになかったアイデアが出てきたり、問題を解決する方法が出てくるかもしれません。
3つ目は、安全です。
安全がない住宅では、快適さを求めることができません。
地震大国と呼ばれている日本で暮らしていくためには、地震対策は欠かせないものになっています。単に、居住スペースの耐震だけでなく、基礎や土台までも考慮した工事を行うかの確認をしておきましょう。
4つ目は、機能です。
快適に過ごすためには、それなりの機能も必要になります。
人の動線を断ち切ってしまう機能は、邪魔になりかねません。しかし、動線を考慮して機能を足していくことによって、より使いやすいものになっていきます。
5つ目は、アメニティです。
場所によって異なる自然条件をよく観察し、より住みやすくなるような工夫が求められています。
そのためには、地域の特性を生かす、自然を上手く活用する、外部熱問題は建設的な解決策を試みるということが必要となってきます。
また、地域ごとの伝統の家屋を参考にすることも忘れてはならないことです。
最後はデザインです。
デザインは表面的なものとして捉えられがちですが、本質と表裏一体の関係にもあります。
やはり、建築に限らず美しく感じられるデザインが求められるものです。
そこで、必要となってくるのが、コンセプトとの兼ね合いです。
始めに決めたコンセプトとデザインが合致しなければ、ちぐはぐな家が出来上がってなんだか落ち着かない、ということも考えられます。
快適な家を作るためには、一部の空間だけでなく、家全体を見ることが必要です。
ぜひ、ライフスタイルに合った、快適な家をデザインしてみませんか。
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