ホーム>スタッフブログ>日記>建築の儀式ってなに?
NEWサイトオープン
日記

建築の儀式ってなに?


皆さんは家を建てた際に行うとされている儀式についてご存知でしょうか?
今回は、意外と知らない「建築の儀式」について紹介していきます。
儀式といっても、そんなに大掛かりなものではないのでどうぞ気楽に読んでいただければと思います。

一口に「建築の儀式」といっても一般的には二つが種類としてあげられます。
ひとつが「地鎮祭」、もうひとつが「上棟式(建前)」です。
こうみると、ずいぶん大変でお金がかかってしまうのではないかと思った方はいらっしゃらないでしょうか。
確かに名称だけではそう感じるかもしれませんが、それほどお金がかかるものではないので、ぜひこのままお読みいただいて検討してみてください。

ではまず、「地鎮祭」とはいったいどのようなものなのでしょうか。
これは、土地の神を祝って敷地を清め、神様をまつるものです。
内容としては、家を建てる予定の場所近くにある神社へいき、神主さんにお願いするというものです。
「仏式」「キリスト教式」などで行う方もいらっしゃるそうですが、基本的には「神式」で行われる方が多いみたいですね。
キリスト教式では讃美歌を歌うというので、そのような違いというのもおもしろいですよね。

では一方で「上棟式(建前)」とはいったいどのような儀式なのでしょう。
これは木造では棟を上げ、建方が終わったことを意味するとされています。
工事の安全を祈願し、いい家をつくろうと意思確認が行われるというのが特徴的ですよね。
この儀式では近所の方も誘い、参加してもらうケースもあるようです。
「地鎮祭」に比べれば行うことが少ないようですが、工事にかかわった人たちが集まりコミュニケーションをとる場として、
いい関係性を築くのにはもってこいの儀式ではないでしょうか。

内容としては、どちらも工事が無事に終わり、素敵なお家をつくるために行われるものだといえますね。
ご理解いただければ幸いです。
では最後に気になる費用についてもお伝えします。
地鎮祭は神主さんだけに2~5万円位が相場だとされています。
また、上棟式は職人さんや関係者それぞれに、お祝いとして5千円~1万円位を出すのが一般的なようです。
上棟式の引き出物についてはその地域によって異なるので一度調べてみてくださいね。

なかなかめんどくさいと思って敬遠してしまう方が多いとは思いますが、
素敵な関係性をもってお家をつくるときっと工事中やお家がたってからの生活も楽しくなるかと思います。
ぜひ一度この建築の儀式についてもゆっくり考えてみてください。

トラックバック(0)

トラックバックURL: http://www.heartlike.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/106