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日記

オール電化のデメリット

オール電化の普及率はこれから増えていくでしょう。もし現在家を建てようかとお考えの方は一度オール電化の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

前回はオール電化のメリットを紹介しましたが、残念ながらオール電化は完璧なシステムではありません。
デメリットもいくつかありますので今回はそれを紹介します。

まず1つ目はコストです。
オール電化の導入には、設置コストがかかります。家の建設にはもちろん予算があるでしょうから、オール電化を導入することでそれ以外の場所のコストを削らなければならなくなることも考えられます。

また、コストは設置コストだけではありません。
オール電化を採用することで電気代が高くなることがあります。オール電化向けの電気料金プランには深夜料金があり、ガスの基本料金の節約になることは前回でもご紹介した通り、メリットではあります。しかし深夜料金がある分昼間の電気代は割高になりますので、ご家庭のライフプランによっては電気・ガス併用の場合よりも光熱費が高くなるかもしれません。例えば昼間に家に誰かしらいることが多いご家庭の場合、特に夏場はクーラーなどで電気代が高くなるでしょう。
電気代が安くなる深夜帯を中心に電気を使ったり、夏場でもあまりクーラーを使わなかったり、昼間は家に誰もいないことが多いご家庭にはオール電化が向いているでしょう。
また、オール電化と共に太陽光発電システムを導入することで昼間は自家発電の電気でまかなえ、電気代が安くなることもあります。オール電化は導入前に電気代がどのくらいかかるのかを知っておくことが重要なのです。

2つ目は停電時に困るということです。
オール電化は家の中のエネルギーが電気だけになるため、停電してしまうと家の機能が停止してしまい困るでしょう。

3つ目は身近に火が存在しないことです。
これは子どもの教育に良くないという指摘もあります。なぜなら、火に対する恐怖感が薄い考えの子どもが育ってしまう可能性があるからです。オール電化という環境でも子どもに火の危険性を教えるにはどうすれば良いかを見直す必要があるでしょう。

いかがでしたか?
前回はオール電化のメリット、今回はデメリットを紹介しました。オール電化は安いものではありませんので、コストに見合った効果が本当に得られるのか、また自分の家庭にはオール電化が向いているのかを考えた上で導入を決定することが大切です。
後から後悔しないように、メリット、デメリットをきちんと理解しておきましょう。
ぜひ参考にしてみてください。

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