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日記

建築の儀式~地鎮祭~

家づくりを検討し始めると、デザインや間取り、機能性などが気になると思います。
もちろんそれらも非常に大切なのですが、忘れてはならないのが「建築の儀式」です。
そこで今回と次回の二回にわたって、建築の儀式についてご紹介したいと思います。
今回は、建築の儀式の中の「地鎮祭(じちんさい)」についてです。

地鎮祭とは、土地を購入して、着工する前に行う儀式です。
いったい何のために地鎮祭を行うのでしょうか?
一つはその土地に住む神様を祝い鎮め、土地を利用させてもらう許可を得るという意味があります。
また、これからの工事の安全と家の繁栄を祈願するという意味でも地鎮祭を行うようです。

では、この地鎮祭は必ず行わなければならないものなのでしょうか。
これに関しては、地鎮祭は義務付けられてはいないようです。
なので、地鎮祭を行わなければ罰が当たるというわけではありません。
実際に、近年では風習や時代の変化に伴って、この地鎮祭を行わないという方もおられます。
さらに、費用面を考えて簡略的な地鎮祭を行う方も増えているようです。
つまり、地鎮祭を行うか行わないかの最終決定は個人の自由なので、行わないからといって不安に思う必要はありません。

ただ、もし費用面・時間面に余裕のある方はぜひこの地鎮祭を行ってみることをおすすめします。
というのも、実は地鎮祭を行うことにおけるメリットがあるのです。

どのようなメリットがあるのでしょうか?
そのメリットとは、「地鎮祭を行うことで、家づくりにかかわる多くの方々と顔合わせができる」ということです。
家づくりには、棟梁をはじめ設計者など多くの人が関わります。
それぞれが力を尽くすことで、一つのお家が出来上がるのです。
地鎮祭を行うと、このような方々に「これからよろしくお願いします」という言葉を伝えることができますよね。
顔を見ることで安心してマイホームを任せることができますし、挨拶することで良い関係性を築いて家づくりが行えるでしょう。
施行者側から見ても、施主の顔を実際に見ることで、より一層家づくりに思いがこもるのではないでしょうか。

いかがでしたでしょうか?
確かに、家づくりというのは費用も時間もかかるものです。
しかし、人生でも最も長い時間を過ごすと言っても過言ではないマイホーム。
地鎮祭を行い、良い関係性でつくりあげた家はきっとより思い入れが深くなることでしょう。
少しでも余裕のある方は、ぜひ「地鎮祭」を行うことを検討してみてくださいね。
この記事が参考になれば幸いです。


 

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